がん保険・がん特約とは
単体で契約した場合はがん保険、医療保険などの付属で契約した場合はがん特約。
がんは日本人の死因1位、再発しやすく治療費も高い。
医療保険は病気に関係なく入院すればもらえるが、医療保険でがんにまで対応しようとすると掛金がとても高くなる。
病気をがんのみに限定することにより、安めの掛金で充実した保障を受けられるようにする。
がん保険の種類
定額保障 | 実費保障 | |
---|---|---|
終身保険 | あり | なし |
定期保険 | あり | あり |
定額保障タイプ
入院日額、通院日額、診断一時金など決まった金額を保障してくれる。
実費保障タイプ
定期保険でがんの治療費をすべて負担してくれるものがある。
5年更新で掛金は上がっていくが、女性の場合60歳でも3000円程度済んだりする。
がん保険・がん特約のチェック観点
がん治療は進歩が早く、治療内容が今後大きく変わる可能性が高い。
あまり現時点でガチガチに決めるよりは、定期的に見直ししたほうが良い。
上皮内新生物が給付対象か
がんは保険の中ではざっくり「上皮内新生物」「悪性腫瘍」に分かれる。
- 上皮内新生物:転移する可能性の低い早期発見のがん
- 悪性腫瘍:一般的ながん
最近は上皮内新生物の時点で発見できることが増えているため、対象になっている方がよい。
がんという病気について:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]
給付基準が診断確定か通院か入院か
多くの場合、1回目はがんの診断確定時に給付されるが、2回目以降は保険プランによって診断確定・通院・入院など条件が変わる。 (良)診断確定>通院>入院(悪)