医療保険とは
入院・手術に備えるための民間保険。
もっとも基本的な保障は入院日額給付金と手術給付金。
医療保険が必要か
日本は公的医療保障が充実している。*1
公的医療保障が適用できない範囲を民間の医療保険か貯蓄で補う方向性が良さげ。
健康保険
自己負担額が3割になる
高額療養費制度
所得に応じて上限額が決められており、その上限以上は払わなくてよい。
例えば年金生活になると所得が下がるので上限も低くなる。
高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省
注意点は以下。
- 差額ベッド代や食事代は含まれない
- 先進医療(公的医療保険の対象になっていないもの。自己負担10割のもの)
- 月ごとの限度額なので、月をまたいでしまうと上限が2倍になる(月上限10万の場合、1/10~1/25まで治療すれば上限10万だが、1/25~2/10までの場合1/25~1/31で10万、2/1~2/10で10万)
↓
入院日額は差額ベッド代・食事代、手術給付金・入院一時金は高額療養費制度で自己負担する金額から考える。
差額ベッド代・食事代は5000円、高額療養費制度は所得に応じて上限値が変わるが1ヶ月分ぐらいあると平均的。
余裕がある人は10000円と2ヶ月分。
医療保険のチェック観点
どの給付金を基準にすべきか
最近の平均入院日数は29.3日。*2
入院日数は短くなっていくので、入院日額はあまり重視しなくてよい。
そのかわり通院が長引きやすいので通院日額、日数が関係ない入院一時金・手術給付金あたりを重視するとよい。
先進医療特約
公的医療保障が適用できない部分かつ掛金も低いので付けておいた方が無難。
先進医療保険という先進医療のみに対応した保険もある。
昔の保険は先進医療特約が無かったのでその人たち向け。
ただ、医療保険部分は貯蓄で頑張る場合、先進医療保険だけ入っておくというのも個人的に有りだと思う。
掛金支払い期間
終身か60歳払込など期限ありか。
その人の価値観によるが、平均寿命(女性87.45歳、男性81.41歳)*3で換算するとトータルで安いのはやはり60歳払込。
ただ終身 + 支払免除特約で、大病を患った場合は掛金支払いが免除される特約をつけるのもあり。
月掛金は終身 + 支払免除特約 < 60歳払込。
保険料払込免除特約の要否
保険料払込免除特約|ほんとに必要かを判断する3つのポイント | くらしのお金ニアエル
- 短期払いの場合、無理につけなくてもよい
- 試算すると、おおむね70歳までに三大疾病になると元がとれそう
- 三大疾病は日本人の死因の約50%
手術給付金の倍率
一般的には入院時の手術給付金が入院日額の20倍。
掛金が安い医療保険の場合、この倍率が低めになっていたり、細かく分かれている。
シンプルに20倍のものがおすすめ。
細かく分かれているものにする場合、高倍率の方に腹腔鏡手術が含まれているかどうかをチェック。
通算限度日数
医療保険の選び方。契約前にチェック必須3ポイント【これで十分】 | 生命保険・医療保険の選び方
告知について
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- 2年以上経過すると新たな発症として扱われることが多い。
部位不担保とは
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