目的
インデックス投資で1年に1回リバランスするようにしているが、大体いつも忘れているので頻出単語や概念をまとめておく。
投資の基礎知識
無リスク資産/リスク資産
- 無リスク資産(安全資産):預貯金、個人向け国債など
- リスク資産(危険資産):株式・債券・不動産など
- 自分のリスク許容度に応じて無リスク資産・リスク資産の割合を考える
資産クラス(アセット)
- 大きく分けると株式・債券・不動産に分かれる。
- 株式と債券には逆相関の関係がある。*1
アセットアロケーション/ポートフォリオ
リスク分散、リスク許容度などを考えながら資産構成比を考えるのがアセットアロケーション。
その結果できあがるのがポートフォリオ。
日本年金機構は国内株式:国内債券:外国株式:外国債券=25:25:25:25(2020年4月)。
投資信託の種類
バランスファンド/8資産
投資信託の名前が「8資産」「バランス」などであれば、上記全ての資産を網羅している。
「6資産」の場合はREITを含まないことが多い。
(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REIT)
例
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) → 全て12.5%*2
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型) → 全て12.5%*3
- iFree 8資産バランス
全世界株式
国内株式・先進国株式・新興国株式を網羅している。
リスク資産は株式だけにする場合などに便利。信託報酬も個別資産より安い。
例
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→ 国内:先進国:新興国=7:81:12*4 - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド*5
→ 国内:先進国:新興国=8:73:19*6 - SBI・全世界株式インデックス・ファンド*7
→ 先進国:新興国=90:10*8
※資産割合はざっくり四捨五入なので正しくはない。
国内株式インデックス など個別資産のもの
アセット・アロケーションを自分で決めたい場合はこちら。
ツール
投資できる金額と最終目標からポートフォリオを提案してくれる。
株式投信情報サイト モーニングスター | 目標金額に必要な利回りでポートフォリオを組む [ STEP1 基本条件の入力 ]
いろんな人のポートフォリオが見られる。
過去20年実績 リスク vs リターン表で、リスクとリターンのバランスが良いかわかる。
『みんなのポートフォリオ』 ~みんなの資産配分を見て分散投資をしよう!
複利の効果などが知りたい時に便利。
金融電卓 運用-利回り|投資信託[モーニングスター]
複利計算(元利合計) - 高精度計算サイト
メモ
以下は無リスク資産で持っておいたほうがよい。
- 普段の生活費:1~2ヶ月分
- 緊急時用のお金:生活費3ヶ月~1年分
残りのお金でリスク許容度を考えながらリスク資産に割り振る。
- 一番簡単で手堅いのはバランスファンド(手堅い運用をするはずの日本年金機構とあまり変わらない)
- まだ若く貯金が少ない場合、リスクが取りやすく複利効果を期待できるので全世界株式などにするのもあり。
- もしくは預貯金を多めに持っておきたいので、リスク資産はすべて株式にするのもあり。
- 年を取ってからはリスクを減らしたいので株式の割合などは減らしていったほうがよい。
各資産クラスの平均リターン